《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人になった君に贈るメッセージ」 -10-
”やれること”をやる。
そのためには、
他人や他店を気にしないこと。
『どこかのお店がこんなことをやっているから・・・・』
『誰かがこんなことをやって儲かったから・・・・・・』
『だから・・・うちの店でも!』
『だから・・・私も!』
こんな姿勢で生きていたら、
間違いなく自分を見失う。
いつもいっているけど、
”№1”になることに何の価値も無い。
だいたい、
一時的に№1の座に着けたとして、
いったいいつまで、
それを持続していけるのか?
そんなことは歴史がしっかりと教えてくれている。
ビジネスの世界でお客様がお店を選ぶ時、
”相対評価”で選んでいるのだろうか?
もしそうだとしたら、
この変化の時代にお客様の心はあっちに飛んだり、
こっちに飛んだり、
それこそ迷い道に入り込んでしまう。
今の時代は、
商品もサービスもスペックでは差が付けられない時代。
チョッと良いと思うようなものを出しても、
2~3日したらすぐに、
それ以上のところが出てくる。
お客様が”相対評価”で選べた時代は20年前に終わっている。
今はお客様が商品やサービスでは選びにくい時代になり、
「個の在り方」が問われる時代になっている。
そして、
この”在り方”というのは、
時代に逆流して、
根本的なもの(本質)を
多くの人が探し求めているような気がする。
なぜなら、
世の中がどんなに変わろうと、
この「在り方」の本質だけは不変のものだから。
働く上での”姿勢”も、
要領よく”コツ”だけつかんで、
表面的な結果を追い求めていく人よりも、
健気に、
目の前の事に取組み、
”それでもなお”やり続ける人が
求められているような気がしてならない。
”それでもなお”・・・やれることをひたすらに!”
これこそ企業組織の中で、
今求められているモノであり、
自分を磨くための最良の言葉ではないだろうか?