第2,851号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -37-

 

『えっ?〇〇支店へ異動ですかぁ~』
『ええぇ~現場勤務に戻るんですかぁ~』
人は思いもよらない”変化”がやってくると、
『なんで俺ばかりが・・・・』と、
ついつい怨み節も出したくなるもの。
私の受講生の中にも、
部下の管理責任を問われ降格した人が何人かいる。
中には、
それが理由で退職をした人も。
人生において、
自分を取り巻く環境は常に変化していくもの。
ビジネスの世界では、
とりわけ大きな変化にさらされていて当然なこと。
そう!
あの有名な言葉「諸行無常」は誰でも知っているのに、
自分が望む変化は喜んで受入れ、
自分が望まぬ変化は受け入れがたい。
これが私達の身勝手な性といえる。
自分が望まぬ環境の変化を前にして、
いくらクサろうが、
愚痴を言おうが、
その境遇が変わることはない。
それどころがもがけばもがくほど、
マイナスの”気”がどんどん充満していき、
心は負の袋小路に追い込まれていくだけ。
どんな境遇にあろうと、
それをどう受け止めるかで、
その後の展開が変わっていくという
「原理原則」が待っているだけ。

私の受講生の中に、
部下のしでかしたことで管理責任を問われ
”降格”という処遇を受けた人が2人いる。
この2人の”受け止め方”がまた真逆だった。
一人は、
それを不服として退職したK君。
今はどこで何をしているのか?
今まで一緒に働いていた同僚たちさえ判らない。
もう一人は、
それを真正面から受け止め。
再スターとしたY君。
このY君も私のセミナーを受ける直前までは、
『辞めてやるぅ~!』をぶちまけていましたけどね(笑。
でもY君はその後、
しっかりと”やれること”を取組み。
今では降格を受けた時の職位をはるかに超えて役員に。

人は素直に生きていたら、
よい境遇も悪い境遇も無い。
そこにはただ、
一所懸命に「やる場所」があるだけ。

 

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