《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -36-
「善い行いをしよう!」
この”善い行い”というのは、
誰かのためにとか、
他人さんへのお役立ちとかという
外に向けてのパフォーマンスではない。
自分自身の”行い”のこと。
ビジネスの世界なら、
まずは健康管理。
約束は守るという時間管理。
金銭にだらしなくならないという金銭管理。
そして、
挨拶、
礼儀・礼節、
嘘をつかない。
陰で誰かの悪口を言わない。
こういう基本的なこと。
今の世の中、
どこか演技じみた風潮が強く、
他人様に心を寄せて、
相手の立場になって・・・・といった、
具体的にはつかみ難い表現で、
表面的なところだけを追い求めているところが多くあるが、
「組織」の中で相手のことを思うとは、
それぞれが置かれた立場で、
それぞれの役割をしっかり果たしていくことでしかない。
自分が遅刻をしたり、
約束を守らなかったり、
人から受けた恩も忘れていて、
どこで他人様のお役に立つというのか?
禅語に「正法眼蔵(正法眼蔵)」という言葉ある。
禅の世界には「愛語(あいご)」という言葉があり、
これは”相手に慈しみの心を語る「愛語」は、
強い力を持っている”という意味。
ただし、
それを自分自身がやれることもやらずに口にしていると、
口先だけの人間とみられる。
だから修行僧達は、
修行という厳しい環境下に自分を置いて修行している。
誰かのために、
世の中のために役立つ人間になりたいのなら、
まずは自分の足元をしっかりと見つめ直してみることだ。
ビジネスでも同じ、
遅刻をしたり、
ルールも守れない人間が、
お客様のためにとか、
お客様に喜んでいただくためにと、
いくら口で発したところで伝わるはずもない。