《“ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの“思い込み”に左右されている!」-10-
昨日のブログで、
会社のために!
お客様のために!
こんな“思い込み”はダメというお話をした。
その昔、
義務教育という形が出来上がっていなかった頃、
寺子屋時代の更に前。
子供達は、
お寺のお坊さんや、
神社の宮司さんなどから、
人としての在り方や考え方を学んだ。
それがいつしか読み書き算盤になり、
今の教科となってきた。
でも、
人は他人の話を聞いているのかいないのか?
外見からは測れない。
そこで考えられたのが“試験”。
“試験”となると、
点数が付く、
点数となると低いより高い方が良いと“思い込む”。
人の行動原点は「欲」だから。
そこから生まれたのが“偏差値”という愚かな仕組み。
いつしか偏差値の高い子は良い子で、
低い子はダメな子という“思い込み”が蔓延。
一部の親達の中には『〇〇君に負けていいの?』と、
子供を「受験戦争」に駆り立てていき、
本屋には、
「志望校を手にする戦略と戦術!」などという
本まで出る始末。
受験もビジネスも戦争ではない。
相手を打ち負かし、
自分だけが生き残れば良いものではない。
今は、
共感、共鳴、共存が求められる時代。
そうしないと生き残れない時代。
人の心はアナログ化しているから。
ビジネスでも、
戦略だ!戦術だ!
なかには戦闘だ!と声をかける愚かな者もいる。
こんなことを口にしていると、
間違いなく取り残されていく。