第1,883号・ブログ

(“ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》

「私達は多くの“思い込み”に左右されている!」-9-

 

今月は早くも入社式での講演が待っている。

この入社式での講演。

顧問先を含め、

毎年4社にお邪魔するが、

いつも感じることがある。

それは多くの方が、

『会社のために一日も早く立派な社員に成られてください!』

こういうお話をされること。

私も、

47年前に入社式でこの言葉を贈られた。

その言葉をストレートに受取ってしまい、

後に、

これが大きなストレスとなったものである。

 

こういうお話をされる時は、

言葉不足にならないようにすべき。

“会社のために!”とは、

自分のことを、

「自分がやれることを愚直に一所懸命にしなさい!」ということ。

サービス業務の“お客様のために!”も同じ、

よく安売りしているお店で、

『赤字覚悟でやってます!』などというコメントがあるが、

赤字覚悟でビジネスをする人などいない。

それではビジネスにならなくなってしまう。

 

“会社のために!”と思うなら、

直ぐにやれることがある“無休で働くこと”。

“お客様のために!”というなら無料にすればよい。

仕事に取組む、

生業にするとはそんなことではないはず。

 

“お客様は神様です!”

こんな時代は終わった。

お客様が神様なら、

私達は奴隷のようなもの。

自分の考えも持てなければ、

意見なども言えず、

その存在価値、

意義すら無くなってしまう。

 

 

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