第2,292号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」  -6-

 

”いい人”をやめる第三の具体的行動。
それは、
「責任に伴う権利主張」
心理学の世界から言うなら、
職場組織の中で、
人間関係を築いていくには、
一人ひとりが
この「責任と権利」のバランスをしっかりと認識し、
”自責の行動”を取ることが最も重要といわれている。
人が集まる組織はただの”集合体”だが、
そこに集まる人々が、
同じ目標に向かって進むには、
この単なる”集合体”を
「自責の結合体」にしていかなくてはならない。
その根底にあるのが、
一人ひとりの「責任と権利」のバランスである。

例えば、
終業時間間際になって、
上司から残業を命じられた。
その日はすでに先約が入っている。
こういうことはちょくちょくある。
こんな時は、
先約がある旨を説明し、
重要な仕事で、
明日の朝、
早出をしてから取組んでも大丈夫か?など、
しっかりと上司とコミュニケートすることが第一。
明日の朝、早出をしてからでも良いとなれば、
その日の残業は断り、
明日、何時間早く出て取組むか具体的に申し伝えること。

そしてここが大事なポイント。
良くあるのが、
『昨夜の残業を断ってしまったから早出申請は出さないで、
サービス早出(残業)で良いや!』と、
負い目を感じて誤った行動をとったりしがちになる。
これは大間違いで、
しっかりと申請を出して取組むことである。

「責任と権利」は車の両輪、鳥の双翼のごときもの。
この世の中に、
「責任」の無い「権利」は存在しない。
「責任」と「権利」は等価である。

思い込みの”いい人”はこれがやれない。

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