《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ポジティブ”でなくてもいいから「前向きに」生きよう!」ー24-
西洋医学が部分的な医学なら東洋医学は「命全体の医学」といわれている。
西洋医学なら高血圧なら高血圧の治療と投薬をし、
糖尿病ならそのための治療と投薬というように、
一つひとつの”病”に合わせ細かな治療が行われる。
対して東洋医学では、
私達の肉体そのものを「小宇宙」としてとらえ、
さまざまな症状の原因を総合的に見極め治療を行っていく。
古代中国では、
大宇宙である自然と小宇宙である人体は密接な関係を持つと捉え、
この宇宙の空間内に「気(エネルギー)」が満ち溢れているのと同じように、
私達の人体の中にもそれが流れていると捉えている。
「気」は私達の「命」そのもので、
私達の感情に乱れが生まれ、
飲食の不摂生や性生活の乱れなどがあるとその「気」の流れが滞り、
体内に不足やアンバランスが生まれ五臓六腑が影響を受けると考えられている。
気持ちに苛立ちがあると肝に影響を与え、
クヨクヨ思い悩むと脾に影響を及ぼし悲しみは肺を病むといわれている。
ここではどの医療法が良いという話をしているのではない。
「健康で前向きな人生」を送るためには、
ただ食って呑んで出して寝ているだけの人生ではなく、
まず自分自身の「命の在り方」から考えを改めた方が良いという話だ。
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