第5,371号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー15

企業組織の中でよく使われる言葉に”モチベーションというのがある。
従業員研修のPRポスターなどを見ると、
「御社の従業員の”モチベーション”を底上げします!」
「御社の社員の”モチベーション”が飛躍的に上がる研修」とか、
こういう文言でPRをしているところも多くあるけど、
元来、
モチベーション”とはその人の意識の中から沸々と湧き出てくるもので、
大切なものではあるが他人の力でどうこうできるものではない。
どうも一時的に”テンション”揚げることを、
モチベーションを上げること」と勘違いしているような研修も多くある。
実は組織の中でMGRが部下の”モチベーション”を意識し始めると、
リーダーシップというものは前に進まなくなる。
いつまで経っても目標達成が叶わない部下が、
『なんか”モチベーション”が上がらなくて・・・・』と、
この一言を言い訳として使い出したら、
そのチームはすぐさま下り坂を転がるように落ちていく。
なぜなら、、
それは「具体的検証行動」が全く成されていないことにつながっていくから。
MGRは常にチームの動きを見定めながら、
その結果として現れることに対する「要因原因を追究し、
いずれの場合も、
その次につなげる指示を出していくいくのが本来の役割

だから私の顧問先ではこのモチベーション”という言葉を極力使わず、
代わりに「意志力」という言葉を活用している。
物事に取り組む時のステップは次の4つだ。
計画準備実行評価”の4ステップだが、
具体的検証行動」とは、
最後の”評価行動にあたるものでステップの中でも極めて重要な行動基準となる
このステップを行うためには経験や習慣というものよりも、
個々の意志気意識)」=「意志力が絶対的に不可欠になる
これを怠ると4番目の”評価行動”はいつの間にか”批評行動”へと変化する。
この「原理原則が理解できない人はリーダーMGR)」にはなれない


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