《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー14-
「リーダー(MGR)」とは元来孤独なもの。
取締役や経営者になればなるほどその孤独感は大きくなっていく。
それを理解することが出来ずに、
”孤独”を埋めよう動き回るMGRも多くいる。
そういう人達の共有言葉のようなものがこれだ。
『職場の人間関係を円滑にすることが役割の一つ』だと。
確かに、
組織内のメンバーが仲良くすることは大切なことだ。
でも会社というところは、
友達を作りに来るところでもなければ、
自分の孤独感を埋めるために来る場所でもない。
そしてこういうMGRは、
パワハラを怖れ、
ダメなことを「ダメだ!」と言えないところがある。
それはいつの間にか、
パワハラ恐怖症にまで大きくなって、
まるで部下のご機嫌を取りながら作業を進めることが、
自分の「仕事」だという勘違いの泥沼にはまり込んでいく。
いままで多くの顧問先を見てきて、
まずこういう企業は、
一人ひとりがしっかりと、
「自分が今やれる目の前のコト」を理解している従業員が少ない。
だから多くの従業員は”他人”のコトばかりが気になり、
いつの間にか、
”他人”のあら捜しをすることが自分の「仕事」だとさえ勘違いしだす。
こうなるとこれを改善していくには相当な時間と労力を要することになる。
そして知らず知らずの内に、
組織全体がそういうことに、
無駄なエネルギーを消費していることにも気付けなくなり、
やがて疲弊していく。
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