《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー6-
「リーダーシップ」というと一昔前は、
”指導力とか統率力”が大切だといわれてきた。
”指導力とか統率力”というものは作業的な面では発揮できるが、
「リーダーシップ」というメンタル的な面ではまず難しくなる。
『俺があいつを一人前にしてやる!』とか、
『俺の背中を見て覚えろ!』
『黙って俺についてこい!』というような「リーダーシップ」の在り方は、
もう50年も前のことだ。
「リーダーシップ」に関する本などを見ると、
『信頼していない人についていこうとは思いません』
だから、
『傍から見て魅力ある人になることが大切です』。
などと記されているのもあるが、
そもそもこれから目の前の人達の「リーダー」として向き合おうという人が、
魅力あるとか、
信頼できる人とかどうやって分別すればよいのか?
こういう意識こそ”骨盤矯正対応意識”という一時的な、
見せかけ意識でしかない。
昔、
はじめて係長という役職に就いた時、
某上司から、
『禰宜”君も今日から1係12名を部下にもつ係長だ!
係長らしく、係長として魅力ある人材として率先垂範で主体性を持って仕事と向き合ってくれ!』と言われたことがあるが、
昨日までただの平社員で、
今日から係長という人間がどうやって”係長らしく”やれば良いのよ!と、
まず出鼻をくじかれた思いをしたことがある。
そんな時、
恩師である直属の上司がそれを傍で聞いていて救いの手を差し伸べてくれた。
『あんなお題目は気にするな。
失敗してもいい。
統率力など無くてもいい。
指導力など無くてもいい。
裏表の無いお前をそのまま部下に見せていけ。
リーダーとして大切なことは”日々のブレを少なくしていくことだ”。
決して、
会社が決めたから、
社長が仰っているからなどという言葉を口にして部下を動かそうとするな。
それが「リーダー」としての基本的な意識と姿勢だ』。
この言葉はその後の私に大きな力を与えてくれた。
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