《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る！」　　　ー136－

天風哲学の理想とする
「積極心＝平安を確保した絶対的強さの心」とは、
世にいうところの、
『いつも笑顔で明るく』とか、
『何しろ楽しんでいこう！』などという表面的なレベルのことを指しているのではない。
事ある時も、
事なき時も、
常に事に向き合う自分の意志気（精神状態）は揺るぎなく、
向き合うことに対しても、
その”結果”だけを追い求めるのではなく、
その”結果”がどのような状態で現れようとも、
それに向き合った自分の意志気と精神は後悔の無い、
絶対的なものでなくてはならないという意味。
私達は、
自分が向き合った事に対して、
「思い描いた通り」の”結果”に終われば良しとし、
そうでない時には、
『どうしよう？どうしよう？』と狼狽えがちであるが、
しっかりと安定した積極精神の元では、
自らの向き合い方に太い幹が存在し、
結果として予定通りにいかなければ、
それに狼狽えることなく、
引き続き、
積極的な意識の中で「改善対策」を重ね挑戦し続けていく。

こういう意識ある「心」の状態を、
「絶対的強さを持つ”心“」と教えてくれている。