《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー34-
「マネージメント」を適切に行うには、
”適切な「人事考課」”に加えて、
”「職務分掌」の明確化”というものが求められる。
ところが・・・これが成されていない企業がいかに多いことか?
人事部。
総務部。
経理部。
営業部。
商品開発部。
管理部などなど・・・各部の役割が決まっているにも関わらず、
部内の担当管理者はもとより、
各担当者の「職務分掌」すら明記されていないところがある。
『人事部の仕事は従業員の採用業務と勤怠管理です。
君にはまず勤怠管理の仕事をしてもらいます。
詳しくは○○先輩に聴きながら覚えてください!』と、
そのまま先輩社員につかせていく。
これでは「職務分掌」を明確に伝えたことにはならない。
与えられた仕事の目的と内容と、
それを担当するのに必要な能力要件が共有されていなければ、
その仕事の目的達成は難しくなっていくのは当然のこと。
担当者から見れば、
それが明確に見えてこなければ、
そのために必要な、
自分自身の能力向上に自発的に取組むことも難しくなる。
こういうことがやれていない組織では、
コトが起こると・・・・。
『問題でしょこういうのは何とかしなくちゃ・・・』
『では○○をこうすれば・・・・』
『△△はこうしましょう・・・・』と、
目先のことだけ変えれば、
問題自体が解決すると思い込んで躍起になるが、
数日もすると、
その決め事もズルズルと元の木阿弥状態に戻っていることにも気付けないままになっていく。
明日のブログでは、
この”「職務分掌」の明確化”についてもう少し具体的に!