《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー4-
「目的達成のための4ステップ・サイクル」
今日はそれをもう少しだけ深く探ってみよう。
「セルフマネジメント」という言葉があるが、
「マネジメント」との定義の中に”他人を介して”というのが存在している以上。
組織の中で管理者層未満の人達に、
この、
「4ステップ・サイクル」を当てはめることは極めて難しくなり、
その場合は従来の「P-Ⅾ-Ⅽ」の域を超えることはできない。
もし「4ステップ・サイクル」で取組ませるなら、
その人間には管理者層と同じ権限を譲渡しなくてはならない。
その権限を譲渡したうえで、
自らが最後の責務を背負う覚悟が必要になる。
解り易く言うなら、
『すべては”セルフマネジメント”で任せたからね!』で、
その結果そのものまで背負わせるのは管理者としての体をなしていないことになる。
つまり、
職場では向き合う仕事の中には、
組織で計画した実行段階の作業を、
計画の中心となった管理職が、
そのまま直接向き合わなくてはならない場合と、
それを自分の部下に落として、
その”部下を介して”行う場合の二つに分かれる。
”セルフマネジメント”とは、
この後者の場合に適用されるが、
その場合に使うのが、
「マネジメント力・基本型」といわれるもの、
これが「P-D-C」の3段階になる。
この場合に大切になるのが、
最後の「C(チェック)」だが、
ここでいう”チェック”はとは、
なんどうもいうが”批評で終わってはならない”。
ここはあくまでも、
「S(SEE=評価・反省)」でなくてはならないということ。
従って3段階目の「Ⅽ」については、
たとえ部下に『セルフマネジメントで!』と指示を出した後も責務はそう指示した管理者自身が背負うということだ。
明日は「マネージメント力・応用型」を!