《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー38-
さぁ~、
目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けるため、
最後に必要になる能力は「コミュニケーション力」だ。
いつも言っていることだが、
”コミュニケーション”とは「意思疎通力」ともいわれているが、
その本質は、
”伝える能力”ではなく「伝わった能力」。
言い換えるなら、
”伝えること”ではなく「伝わったこと」。
もちろん、
みんなと問題なく仲良くすることなどではない。
大切なことは、
自分と相手との「関係性」だ。
つまりは”信頼関係”そのものを示しているといえる。
パワハラやセクハラ、
そのほかにも〇〇ハラに△△ハラなど、
今の時代はなんでも「ハラスメント」をつければ防げるかのように勘違いされているようだが、
パワハラもセクハラも、
”何を言った”
”何をやった”かではなく、
「誰が言った」
「誰がやった」が問われるのだ。
この「原理原則」を理解していない輩が、
自分の部下である異性に対して、
『君は可愛いねぇ~。
私は君の味方だから何かあったらいつでも言っておいで。
俺が君を守ってあげるからね』。
こんな言葉を投げかければパワハラ以前に、
周りは『キモイ!』といってその人間を避けるに決まっている。
”コミュニケーションのキーワード”は「自分」の中にある。
それも、
その場限りの笑顔や言葉使いではなく、
日頃の自分の発言や行いの中に存在している。
まずこれを自覚しないと、
いつまで経っても、
自分を受け止めてくれる相手の姿が変わることはない。
そしてこれからは、
もっとこうした意識や姿勢が求められてくる。