《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー10-
「一つの点」を「面」にする。
これだけで「考える」ことが終わるのではない。
これは頭の中で整理されていない感情や感覚と同じで、
それを”見える化”していくためのプロセスに過ぎない。
「考える」という作業の中で出される言葉は、
そのほとんどが”言葉の切れ端”に過ぎない。
単語や走り書きにキーワードなど。
それに対して図とか絵は”具体的”。
例えば、
”花”という言葉には薔薇もスミレも向日葵も全てが含まれるが、
それを図や絵にすると”具体的”にその姿が描き出される。
何という花なのか?
色は白か赤か?
大きさは?
つまり、
図や絵に比べると、
言葉というのは自由だが抽象的でつかみどころが少ない。
だから、
”書き出す”という作業の中で、
点と点を結び線にして、
さらに「面」にすることで、
図や絵のような”具体性”を持たせていくことが重要になる。
そしてそれはさらに”深堀り”をしていく。
表面的な図や絵に描き出されたことをヒントにして、
そこからさらに「特定の一点」を深堀りしていく。
これこそが「考える」という作業になる。