《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「私に”気付き”をくれた言葉!」 ー30-
「私達人間は時代の変化に適応しながら、
変わらぬ原則を持ち続けなければならない」
コロナ禍で世の中は一見すると大きく変わったように見える。
その変化を感じ取って、
それに適応しながら生きていくことも大切なことだが、
どんなに環境が変わり、
生活様式が変わろうと、
その中で新しい分野を切り開き、
継続的に発展していくには、
ものごとの「本質」を見据え、
「原理原則」に基づいた判断が求められる。
なぜなら、
変化に対応することと、
周囲の流れに合わせることとは別次元のこと。
表面的にだけ受け止めていれば、
その度に、
その変化の流れに翻弄されうろたえることしかできなくなる。
この世の中の基準は全てが「原理原則」の軸の中に在る。
目の前の状況が激しく変わるたびに、
単に”感情”を判断基準にしていれば、
「自分自身の本質」さえ見失うことになりかねない。
例えていうなら、
学歴社会になって、
『なにはともあれ大学まで行かないと・・・・』
そう思い込んで大学進学を目指す。
ところが、
入学したは良いけれど、
自分が”やれること”は何なのかが見つけることができない。
そして卒業すると、
なんのために大学に行ったのか?
それさえ理解できないで過ごすことになる。
どんなに時代が変わろうが、
どれだけ学歴社会になろうが、
人間としての尊厳は、
私達人間が存在する限り無変のまま息づいていく。
30回にわたりお届けしたこのシリーズ。
受講生の諸君は、
セミナーで耳にした言葉も多く出てきたと思うが、
もう一度、
一つひとつ噛みしめながら身に直してほしい。
明日からはまた新しいシリーズで。