《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」 ー121-
”否定的な「感情」”と”喜びの「感情」”
このどちらにもその居場所を与えるのは、
自分自身が経験したことから生まれた、
”過去の「感情」”そのものということ。
だから人は、
苦手なことや好まないことが目の前に起きたり、
そういうことをやらされそうになると、
そこから”逃げだしたい”という「感情」に走る。
私は今ではカラオケが大好きだが、
40歳くらいまでは大嫌いだった。
あの頃はカラオケも今のようにハイテクではなく、
クラブの引き語りの方がいるとか、
その後はカセットテープで曲を流すようなものだったけど、
上司と一緒に酒席に同行すると、
二次会のクラブでは必ずそういうのがあった。
そこでこれもまた必ず、
『おい禰宜!ちょっと一曲やれ!』
こういう上司の声が飛び出す。
その上、
取引先の方が『禰宜さんの唄・・・楽しみですねぇ~』に、
『いやぁ~これがまた別の楽しみ方が味わえるんでよぉ~』と、
追加で上司が盛り上げる(笑。
実は、
この頃の私(今でも少し)は「ド」が付くほどの大音痴でした。
『禰宜がやってくれると後が楽なんだよぉ~』
ずいぶん貢献したと思います(笑。
いまだったらパワハラ。
最初の頃は随分と凹みました。
本当に最初の頃は胃が痛くなるほどでしたから(笑。
でも父親が教えてくれた一言で救われました。
『仕事というのは自分を殺して”演じなくてはならない時”もある、それはお前が”芸人”を演じている時だ。
仕事の時にも上司の前でやる気のある自分を演じたり、
懸命にやりましたという姿を演じる時があるだろう。
それと同じだ。
会社の金でうまいもん食べて、
酒飲みながらやれるなら大歓迎じゃないか。
その上、
他の方々がやり易くなられるならなおさらだ(高笑い)』
いまだったら、
こんな話、
誰も納得しないでしょうが、
要は・・・・、
「受け止め方一つ」ですべてが決まるということ。
そのカラオケも、
その後、
とんでもない出来事があって(これはセミナーで)、
あの山口洋子さんのところに3か月通って、
徹底的にトレーニングされ、
いまでも音痴は治っていませんが(笑、
どこでも、
誰の前でも、
何百人いても『禰宜先生お願いします』と声がかかると、
すぐさまマイクを手にします(笑。