《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない！」　　ー12－

今まで、
どれだけいろいろなことに「感情」を振り回されたことか？
『この野郎！とんでもない奴だ！』と、
反発したことなど数えきれない。
偉そうに威張り腐ったタクシーの運転手。
呼ばなきゃ注文も聞きに来ない食堂のウェイトレス。
満員電車を降りる時に『すみません。降ります！』も言わずに、
真後ろに背後霊のように立っているだけで、
さも動かないこちらが悪いといった表情で目線を送ってくる奴。
混雑しているスーパーのレジで、
自分のペースでノロノロとレジ打ちしている従業員。
駐車場では、
隣との区切りラインを跨ぐかのように斜めに駐車する奴。
こういう輩を目にすると、
どうも性格的に黙っていられないたちなので、
どいつもこいつも、
『いったいどういう神経構造しているのか？』と腹を立ててきたことが多くあったけど、
結局、
そういう人達はみな、
私にとっては、
忍耐とか、
冷静さを教えようとしてくれていた、
人生のトレーナーだったのかもしれない。

人生で出逢う人は皆、
”自分に何かを教えようとしてくれている”。
それを見極めていくのが
人生で学習する最初のことかもしれない。
70年生きてきて、
最近やっとこういう受け止め方が出来るようになってきた。

人生で、
目の前に起きているすべてのことは、
実は、
「その起きていることが起きているのではなく、
その起きていることを、
自分自身がどう受け止めているかということが起きている」