《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -27-
「感情の識別」の次のステップは「感情の利用」。
この「感情の利用」とは、
状況判断や目的達成のために、
自分自身の「感情」を意図的に作り出したり、
相手に共感していく姿勢を作り出す能力。
この”意図的に作り出す”というのは、
言い換えるなら、
無理して我慢するといった向き合い方ではなく、
あくまでも、
目の前の向き合っていることを成し遂げるために、
自分はいま、
どういう「意志気(意識)」で、
それに向き合わなければならないかを探り、
自分の「意志力」によって作り上げていくというコト。
自分でコントロールが難しい「感情」を利用していくには、
自分の「意志」を強く持たなければならない。
一般的にはこういう向き合い方を、
頑張るとか、
踏ん張るといった姿勢でとらえるが、
何度も言うが、
「意志力」とはそういう無理やりな向き合い方とは違う。
例えていうなら、
アイディアを出さなければいけないような時。
こういう場合は、
気持ちはリラックスさせた方が良い。
無理に、
『なんかアイディアを出さなきゃ出さなきゃ・・・』より、
『もっとリラックスした気持ちで向き合ってみよう』という
心の調整の仕方をいう。
逆に計算仕事などは集中力が必要になる。
『間違えちゃいけない!』と気張るのではなく、
『集中してみていこう!』という心の調整の仕方。
仕事の性格や状況に合わせて、
自分の「意志」で適切な向き合い方を定めていく。
こういう能力を「感情の利用能力」という。
明日はもう少し具体的な事例でお伝えしよう。