《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -13-
驚くほど短期間に、
米国内のビジネス社会に「EQ重視」の流れが強まった。
今では、
「”IQ“は基準の80%で十分だが”EQ“はしっかりと確認する」
この姿勢が米国ビジネス社会の人事採用の中心になっている。
我が国でも”IQ重視”の採用と「EQ重視」の採用結果では、
はるかに後者の採用条件で採用した人の方が、
前者に比べ定着率が高く、
優秀な人材が多いというデータも出ている。
それは、
「EQ」というものを学術的には、
「感情の状態を知覚する能力」とか、
「思考の助けとなる感情を把握し自ら感情を生み出す能力」
「他者の感情の状態や感情に対する知識を理解する能力」
「感情面や知識面での成長を促すために感情を調整する能力」
このようになにやら小難しい表現で表されることが多いが、
実は、
誰でもが、
日常的に発揮しているものだが、
そのほとんどが無意識に行っていてそれに気付けていないだけ。
例えば、
大きなミスを犯した部下を、
今あなたはその上司として大声で叱責しているとする。
そこに大切な取引先から電話が、
するとあなたはそれまでの「感情」を抑え、
冷静になって取引先からの電話に対応するはずです。
つまり、
無意識のうちに自分の「感情」の状態を、
新しい状況に合わせて変化させている。
これは正しく「EQ」の持つ能力そのものといえる。
つまり「EQ」とは、
個人の差こそあれ、
人として誰にでも備わっている能力であるといえる。