《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー13-
新たに「上司」になると陥りやすいパターンがある。
それは、
”自分の「凄さ」をアピール”してしまうことだ。
「凄さ」といっても、
『私は何年も連続して社長賞を取っている』とか、
『私は最も短期間で部長になった』というようなものではない。
それは、
日常の些細なシーンで出てきてしまう。
例えば・・・、
『課長すみませんがこれはどうすればよろしいでしょうか?』
『あぁ~これね。これはこうしてこれでOKだ。簡単だろ』
こういう一コマ、
何の問題も無いように見えるやり取りの中で、
「上司」は”自分の凄さ”を誇示してしまう。
問題を解決することは大切な役割の一つではあるが、
その”問題”は誰にとっての「課題」なのかを忘れてはならない。
「上司」になりたての頃には、
こうした過ちを多く起こしやすい。
これは、
部下に「早く自分を認めてもらいたい」。
「早く部下に信頼してもらいたい」という、
心理から起こることだが、
そういう向き合い方が、
必ずしも部下のためになるとは限らない。
「上司」の役割は、
部下の持つ”能力”に気付いて、
それを最大限引き出してあげることだ。
『課長がいるから助かります!』ではなく、
『課長のお蔭で課長がおられなくても大丈夫なようになりました』・・・・といわるようになることだ。