《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー35-
お客様の「希望」と”現実”。
この関係を”プラスの不等号”に持っていくには、
その「希望」の”範囲”をハッキリと決めておくことだ。
”お客様は神様です!”と指導されていた時代は、
この”範囲”というのを決めるところは少なかった。
これを決めると、
「店(企業)側の”吾がまま”」と受取られることを恐れたから。
皆さんが良くご存じのディズニーのテーマパークはどうだろう?
『お弁当を持参して食べることは出来ません』
『パーク内は禁酒・禁煙です』
理由は、
”夢の国のイメージを損ない、
大切なお客様にそれを味わっていただけなくなるから”。
つまり売手と買手の、
大切な「共有・共感メッセージ」として設定しているから。
そしてパークを利用する人は、
誰もこれを”売手側の吾がまま”とは感じない。
なぜなら、
そこで働くスタッフの誰もが、
決められたからではなく、
やらないと評価が下がるからでもなく、
”誰もがやれること”を、
「誰もがやらないくらい」徹底してやっているから。
「お客様のお役に立つならなんでもやります」
「お客様が喜んでいただけるのなら赤字覚悟でやります」
こういうのが一番信用も信頼も得られない。
大切なコトは、
「これはやれますが・・・・これはやりません」という、
仕事に対する向き合い方を、
明確に伝えることがまず大切なこと。
スーパーやコンビニでも
優先駐車スペースに何のためらいもなく車を止める利用客に、
どうどうと意見ができる姿勢が売手側にも問われる時代に来た。
これこそが”差別化”を超える「独自化」の第一歩といえる。