第3,793号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-26-

 

よくこんな言葉を聞くことがあるだろう。
「相手の気持ちになる」
「相手の立場になって」
いとも簡単にこういう言葉を口にする人がいるが、
こういう意識も、
自分の「感情整理」を難しくしていく。

例えば、
毎晩仕事で疲れて帰宅する夫。
帰宅して、
自宅のドアを開けるなり『ただいまぁ~”あぁ~疲れたぁ~”』。
夫にすれば、
『ただいまぁ~』の挨拶に付け足された”口癖”のような一言。
でもそれを毎日聞かされる妻からすれば、
『私だって掃除に洗濯、子育てで疲れてるわ』と心に在っても、
これを口にしないで笑顔で迎えるが、
妻がなにもい合わない限り、
妻の”不機嫌”はそのまま蓄積される。
『疲れているのは私も同じ』
こんな気持ちを”察してほしい”のに、
それに気付いてくれないことへの”不機嫌”。

夫は夫で、
『外の出れば7人の敵と戦ってるんだぁ~』
その気持ちを・・・・・、
「察してほしい」
「察してくれるべき」
「なぜ察してくれないの?」
夫の方が”察してくれるべき”と考えている以上、
妻の「感情」は出口の無い袋小路に入り込んでいく。
夫からしてみれば、
自分の「感情」を正直に伝えてくれない妻の気持ち。
それを「察しろ!」という方が無理と考える。

こんな時に、
『夫は疲れているのだから私が同じように疲れているを口にするのは・・・』
こういうことが夫を思っていること
夫の立場になって考えていること・・・と考えるのは大間違い。

こんな時は自分に正直になることが大切。
相手の気持ちよりまずは自分に正直になる
これこそがホスピタリティーの奥底にある原理原則

『でも・・・そんなことしたら・・・・』
こう考える人はいつまで経っても「感情の整理」は難しい。

続きは明日!

 

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