《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-23-
なぜ好きなことを、
誰かの為に取組んでいるのに・・・疲れるのか?
その最大の原因はココ・・・・”誰かの為に!”
この行動基準を変えない限り、
『あぁ~疲れたぁ~』という”悪感情”はずっと続く。
そしてその後に続くのが「のに現象」だ。
『私はこんなにやっているのに・・・』
『これだけお客様の為に動いているのに・・・』
『会社の為にやっているのに・・・・』
これで疲れはさらにアップしてい行く。
これは私の経験だが親の介護も同じだ。
親の為に・・・・。
恩返しの為に・・・。
こう向き合うのではなく、
「親が好きだから自分で好きで介護をしている」
こういう向き合い方が出来ないと介護でつぶれる。
解かりやすい例がある。
サラリーマンが休日に家族サービスをする。
私も経験があるが、
妻の買い物に付き添い、
今度はあそこ。
次はココと引き回される。
子供がい幼かった頃は、
野球にサッカーと朝から晩まで身体を動かす。
妻とのショッピングは今でも継続中だが、
彼女が品定めをしている間(1~2時間は当たり前)は、
ただただじっと耐える。
もちろん、
財布は彼女が握っているから、
自分の買いたいものもそう簡単には買えない。
ランチになると、
『今日はあそこのハンバーガーが食べたいなぁ~』なんて考えていても、
『ねぇ~久しぶりに○○のラーメン行きましょう!』で、
いとも簡単にあっけなく変更。
どこのお父さんたちもご経験があるだろうが、
特に最近のお父さん方は、
家庭の中にしっかりと居場所を確保できている人は少ない。
不満を隠しながら、
”良いパパ”、
”良い夫”を演じている時間の方がはるかに多いかも?
私達人間の「感情」が”不”の方向に向く時、
それは、
”自分じゃない自分を演じている時”に発動しだす。
家族に喜んでもらう為に。
お客様に喜んでいただく為に。
会社に貢献する為に。
これを裏返すと、
「家族や会社やお客様に”嫌われないように”」となる。
どんな場所でもそうだけど、
こういう心理状態になってくると人は”疲れる”だけだ。