《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能！」－21－

人生では時に”貧乏くじ”も引当ててしまうこともある。

”貧乏くじ”とは、
損な役回りのことだ。
誰もが嫌がるような、
労多くして益の少ない役回り。
でもこれも、
よくよく考えれば、
「”その人”が引くから貧乏くじになる」という原理原則だ。
私も経験があるが、
住んでいる地域の町内会などで何年かに一度、
班長という役回りが回ってくる。
その地域での活動は、
その班長さんたちが中心になり毎年運営されていくが、
活動は様々で、
みんなで分担してさまざまな役割も決めなくてはならない。
雑用が多く、
時間を取られるような役回りは誰しもが嫌う。
例えば、
清掃デーの担当になれば、
草取りからゴミ集めとか、
防犯担当なら、
地域のパトロールや街頭の点検といった、
いわゆる”裏方仕事”を好んでやる人は少ない。
そこで「くじ引き」でとなる。
でもこれを・・・・・、
”悪感情”に支配されているような、
不機嫌な人が引き当てたりすると・・・・、
『チェっ！』と舌打ちしながら、
『ツイてねぇなぁ~！』とより不機嫌な表情になっていく。
これが「絵にかいたような”貧乏くじ”」という。

ところが・・・・、
「感情の整理」が成されているような人が引き当てると、
『ありゃぁ～・・・今日は朝から嫌な予感がしたんだよねぇ～。
まっ、運動不足解消に歩けということでしょう。
よろしくお願いします！』
一瞬、
会場は笑いの渦となり、
どこからか、
『○○さん私も手伝うから一緒にやろう！』という声が上がる。
その光景はとても”貧乏くじ”を引き当てたようには見えない。

職場でも同じようなことが多々ある。
「感情の整理」が成されている人は、
どんな仕事だろうが推されれば気持ちよく受ける。
”悪感情”の人は、
毎回、
ハッキリと意思表示もせず、
あれこれ言い訳ばかりを並べ繰り返したあげくに、
最後に残った、
これこそ誰もやりたがらない役が必然的にめぐってくる。

そして、
ますます不機嫌が増していく（笑。