《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「30年前の自分に出逢えたら言ったやりたいこと！」　－７－

中学校の頃、
主要5科目（英語、数学、国語、理科、社会）に力を入れ、
実技4科目（美術、技術、体育、音楽）は、
付録のように軽く見ていた人が多くいた。
それは、
主要5科目は努力が報われやすいから。
比べて、
実技4科目は努力が報われにくい。
主要5科目は、
クラスで最下位の人でも猛勉強をすればトップになれる。
ところが、
運動神経の鈍さや、
美的感覚や音楽センスの無さというのは、
どんなに頑張ったところで、
なかなかトップに立つことは難しい。
主要5科目で落ちこぼれても、
「サボったからなぁ～」と言い訳が出来るが、
実技4科目で落ちこぼれると才能の無さが露呈される。

主要5科目のほとんどは卒業すると使うことが少なくなるが、
実技4科目は後々までもいざという時に身を助けてくれる。
体育がいつも学年トップの成績で、
運動神経がずま抜けていても、
オリンピックで金メダルを獲れるほど世の中は甘くはないが、
その抜きんでた”才能”は必ずどこかで活かされる。

特にこれからは、
IQ（知能指数）よりもEQ（感情指数）が求められる時代。
実技4科目の中にこそ眠っている自分の”才能”をもう一度振り返ってみることだ。
それは年齢に関係なく、
卒業して何十年経ってもいつでも生かすチャンスがある。

「運動神経や手先の器用さ、
美的感覚など持って生まれた”才能”を活かせる道を探れ！」