第1,986号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「原理原則で生きると上手くいくようにできている」ー3-

 

新入社員が入社して、
間もなく3カ月が過ぎようとしている。
先日、
某大手スーパーさんの巡回をしていた時、
あるトレーナー(教える人)が、
一人のトレーナー(新人)にこんな言葉を投げかけていた。

トレーナー:『どう”出来た?”』
すると、
新人が、
トレーニー:『あっ・・・ハイ!』

これは、
出来たのでしょうか?”
出来なかったのでしょうか?”

昔、
あの藤田田社長が仰ってたなぁ~。
出来た?”と聞く人は、
人の批評はやれても人を育てることはやれない!」

これって「原理原則」だなぁ~とつくづく思う。

だって、
出来るようになるために
やるべきことを教わっている
この場合のトレーナーの正しい確認仕方は、
出来た?”ではなくて「やれた?」という言葉を使うこと。

人は、
出来た?”と聞かれて、
『出来ません!』とは応え難い。
でも、
やれた?』と聞かれれば、
『すみません!
○○のところがもう少しなんですがぁ~』と言い易くなる。

ちょうどこの時期は、
新入社員も慣れてきて、
いよいよ本格的な育成がはじまる時期。

この時期だけではない。
人を育てられない管理職が陥りやすい、
最たるもの、
それが、
『出来た?』
『解った?』
この二つの言葉を多用してしまうこと。

解った?”も同じ。
解った?”と聞かれて、
解りません!』とは応え難い。
何かを説明してどうしても、
理解したかしないかを確認する時には、
解かった?”ではなくて、
解りにくいところある?』
これに変えると、
質問も出やすくなってくる。

こんなところにも、
原理原則で取組むとより効果的なことが隠されている。

 

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