《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」　－69－

「人に良く思われたい！」
こういう気持ちが沸き起こることは誰にでもある。
何度も言うけど、
そういう気持ちを持つことが
悪いことという話をしているのではない。
大切なことは、
そう思われたいがために、
他人の目を気にし、
その結果に対して、
自分が思い描くとおりにならないからと、
苦に病むことはするなということ。
最初にっておくが、
他人が自分をどう見ているかなど、
自分の人生にとっては何の意味も価値もない。

サービス業でもそうだけど、
”お客様に良く思われるために”
”お客様が「良い」と感じることがお店の価値”
こういうことが書かれている本も多くあるけど、
相手のことを気にして、
一時的に相手に”良い”と思われる（思わせる）演技など
至極簡単なことだ。
言葉や表情や動作でいくらでも欺ける。
でも、
己がそれに向き合う”魂（心）”の中を欺くことは難しい。
周囲の人（お客様、上司、部下、仲間）は欺けても、
この世には絶対に欺けないものが”３つ”在る。

それは、
お天道様と地べたと、
そして何よりも、
目の前のことに向き合っている自分自身の”魂（心）”まで
欺くことはまずやれない。
昔からよく言われている「天知る　地知る　我のみぞ知る」だ。

他人他の目を気にし、
他人の評価を気にし、
それが「苦」になりだしてくると、
人は必ず、
それを思い描く絵図の通りに運ぼうと、
”手段”を選ぶようになっていく。
虚栄、
偽り、
演技、
全てが自分が自分ではなくなっていく。

明日はいよいよこのシリーズの最終回です。