《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」　－10－

私達は「選択」という行動を前にすると、
誰もがいろいろと”考えてしまう”。
これは別に悪いことではない。
上司に誘われれば、
『困ったなぁ～今日は友人と約束があったのに・・・・。
でも、もし大事な話でも出たら・・・・』
日常の指示命令に関してだって同じだ。
『Ａ君、明日朝礼頼むよ』などと突然言われると、
饒舌で、
話のネタをたくさん持っていて、
みんなの前に出て話すことが大好きな人なら問題ないだろうが、
口下手で、
あがり症で、
しかも、
以前に朝礼の担当になって、
みんなの前に出て話した時に、
話に詰まってしまって大恥をかいたとか、
緊張のあまりにカミカミで失笑を買ったことがあるとなると、
これはもう二つ返事で『はい！解りました！』とは
なかなか言えるものではない。
『Ａ君！』と名指しでいわれているのも関わらず、
『えっ！私がですか？』と馬鹿なことを聞き返したり、
『あのぉ～先月もやりましたけどぉ～』と、
『朝礼はいつやった？』などと、聞かれてもいないことを口走ったり、
心の奥底に眠る、
過去の”重圧現象”から引きだされたいまの”感情”が、
間違いのない正しいものだと思い込んでいるから、
そこから導き出される”思考”がぐるぐると頭の中を駆け巡り、
”魂（心）”の状態は、
『あぁ～もぉ～嫌だぁ～！』と叫びたたくなっている感じだ。
それでも、
『すみませんが私は朝礼はどうも苦手なもので、
どうか他の方にお願いいたします。
その他のことでしたらなんでもご指示に従います！』と、
キッパリ言い切れるようなら良いのだが、
ここでもまた、
しがらみや自己保身から来る迷いに振り回され、
決めきれないでいる自分がいたりする。

こんな時は、
”考え（思考）”ないで「感じたまま」に行動することだ。
乱暴な言い方かもしれないが、
まぁ～大抵のことなら、
「感じたまま」に行動しても命まで取られることはない（笑。

17年前に起業して大失敗して最初の会社を潰し、
次に起こした会社が何とか今年で15期目。
最初の時は”考えて”ばかりで、
全くというほど行動していなかった。
今の会社を興してからは、
まずそれだけは絶対にやめた。
だから今でも私の行動理念は「考より行」なのである。
頭もあまりよくないので、
”考える”より「感じたまま」に直ぐ行動してきた。