《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティの本質”はここに在る!」 -20-
このシリーズは今日が最終回。
このシリーズでお伝えしてきたことは、
受講生の諸君はすでに理解できている人が多くいると思うが、
相手に不快感を与えないための
最低限のルールである”マナー”でもなければ、
他店との差別化として、
マニュアルで決められたことを
徹底提供していく”サービス”とも違う「ホスピタリティ」。
よく、
『そこに”心”を加えると「ホスピタリティ」になります!』といわれるが、
その”心”って何なのだろうか?
この部分を具体的に指導している企業は少ない。
もっと酷いところは、
『その”心”が加われば、深い心地良さが生まれ、
お互いに信頼、安心感までもを引き出し、
さらに感動が生まれます』・・・・と、
こんな抽象的な、
まるで新興宗教のような指導さえしているところもある。
いま巷で言われている”働き方改革”の「本質」も、
実は同じところに存在しているような気がしてならない。
残業時間を減らしたり、
有休を取得しやすくすることは、
間違いなく必要なことだとは思う。
でも、
そういうものは給与の昇給と同じで、
数か月すると当たり前になってきて、
人はまた新しい欲求を
”改革”だといって求めるだけのような気がしてならない。
先に記した”心”だが、
具体的なことはブログではここまで。
この”心”とは何か?
これが解かっている受講生は、
私が見る限りいつも輝いている。
そんな受講生の働く職場は、
残業もあれば拘束時間も長い。
恐らく有休消化率もそれほど高くはないだろう。
でもいつも輝いていられるのは、
この“ホスピタリティ”の「本質」を理解しているから。
そうだ!
受講生に伝えておきます。
今度、
私と逢ったら、
『あの”心”って具体的には何なんだ?』と質問するかも?(笑。
だって部下に話してやらないといけないでしょ?(笑。
昨年、講演でお世話になった、
旅館業のオーナーさんや従業員の方々、
このシリーズが講演後の復習資料としてお役に立てば幸いです。
ではまた、
明日から新しいシリーズで!