第3,427号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティ本質”はここに在る!」 -19-

 

ホスピタリティ”は狭義の定義では、
人が人に対して行なう、
いわゆる「おもてなし」の行動や考え方について触れていて、
これが原因でなのか?
接客・接遇の場面などでは
どうも”サービス”とごちゃ混ぜに使われることが多くある。
売手と買手との間でホスピタリティは行き交うが、
それは一方通行のものではなく、
売手が買手である客人のために行なう行動に対して、
それを受ける買手(客人)もまた感謝の気持ちを持ち、
売手の行為に対し、
買手が満足し喜びさえ感じているということが、
売手に伝わることで、
共に喜びを共有するということで、
売手買手”という”関係”から、
”として、
一つの「関係性」が成立することが必要になる。
すなわち”ホスピタリティ”とは、
両者の間に、
充実、満足、感謝、感動というものが生まれて
はじめて成立するということを忘れてはならない。
さらに「おもてなし」とは・・・、
表面的に相手に対して心地よい姿を見せ伝えることではなく、
表も無ければ裏もまた存在しない”という、
深い「原理原則」の意味があることを忘れてはならない。
そしてそれが、
信頼関係を強め、
共に価値を高めていく「共創」こそが
ホスピタリティ”における重要なキーワードであり、
広義の定義からいうなら、
ホスピタリティ”は、
自分ともてなす客人との二者間だけの話にとどまらず、
社会全体に対して、
その構成員である一人ひとりが、
ホスピタリティの精神(意志気)”を発揮することで、
相互に満足感を得たり、
目には見えない目指すものの共有が可能になったり、
自分がやれることを精一杯やることで、
結果として助け合えたり、
共に何かを創りあげることができ、
それによって、
これもまた”結果として
社会が豊かになっていくという大きな意義の存在が、
この”ホスピタリティ”では忘れてはならない
重要なことといえる。

口先で、
「みんなで助け合って!」
「みんなで声を掛け合って!」
そういった表面的なところだけに意識を向けていると、
この”ホスピタリティ”というものは生まれてはこない。

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