《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”現象”に惑わされず「本質」を見る！」　－11－

”感情に引きずられる”とはどういうことか？
解りやすく言うなら、
何か目の前に思わぬコトが起こると、
『どうしよう？どうしよう？』
『困った困ったなぁ～』と、
オウムのように繰り返しながら何も行動しないことだ。
もっと具体的に言うなら、
体調がおかしくなって、
何日も熱が下がらないのであれば病院に行くこと。
借金をしたら必ず返済すること。
仕事でミスを犯したら早く上司に報告すること。
作業に入って、
予定より遅れそうなら途中報告をしっかり入れること。
これを身勝手な判断で、
熱が下がらないのに、
『休めないしなぁ～』といって出社し、
『あぁ～体調がぁ～・・・』と今にも倒れそうな表情で、
周囲に言って歩き、
いかにも、
『俺はこんな状態でも出勤してきてるんだ！』と言いたげに、
でも何一つ日頃やれることがやれない。
仕事でミスを犯すと、
まずは上司に判らないうちに自分で解決しようとする。
自分で解決できるようなことなら、
最初っからミスなどしない。
指示された作業が、
予定より遅れると、
必ず環境や誰かのせいにして、
報告する時には”言い訳”を、
さも遅れた理由のように語る人。

こういう人もその部類に入る。
上司に相談したり、
誰か周囲の人からアドバイスを受けても、
『解るんですけどぉ～』
『はい！』といいながらその後に必ず『でもぉ～』が続く人。
良～く見渡すと周囲にいるでしょこういう人。
こういう人は、
間違いなく、
感情に振り回されていることに気付けず、
完全に自分を見失っている人だ。

まず、
自分を取戻さない限り、
目の前に起きているコトの現象を変えることは出来ない。
なんかの拍子に、
目の前の現象が姿を消したとしても、
必ずまた姿を変えて現れてくる。