第3,324号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-58-

 

もしあなたが大きなプロジェクトのリーダーに任命され、
『自分には出来るだろうか?』と不安にさいなまれたら、
まず最初にやることは・・・。
部下の先頭に立って率先垂範で行動することでも、
目的意識を強く持つことでもない。
だいたい、
人が人を導くとか、
手本になるとか、
そういうことを意識しているようでは相手はついてはこない。
大きな声を出して、
『いくぞぉ~!』と飛び出し、
フッと後ろを見ると誰もいないような状況に陥るだけだ。
人は人を変えることもできないし、
意のままに操ることもできない。
まずやることは、
”自分自身がなにをやれるか?”
これを具体的に書き出すことだ。
あくまでも具体的に・・・・。
よく書店に行くと、
”好ましいリーダーシップ”とか、
”魅力的なリーダー”などと耳障りの良い言葉が並んでいるが、
そんな姿も追い求めないこと。
もう一つ、
プロジェクトチームの目指す目的に達することを行動軸としないこと。
これをやると、
自分自身だけはなくメンバーの姿さえ見え難くなっていく。
そしていつの間にか、
その目的を達成することが目的ではなく、
その目的を達成するリーダーとしての自分を表現することが、
目的にすり替わっていることに気付かず、
「目的」はいつの間にか、
”手段”に変化し、
”良いリーダー”、
”憧れられるリーダー”を演じている自分にも気付けなくなる。

”真のリーダー”は目指す目的は行動軸にはしない、
行動軸は常に「自分自身の足元」に置いているから。

これは以前のブログでもお話しした、
部下に出す指示は”目的指示”ではなく、
必ず、
「行動指示」で表現しろというのと同じ「原理原則」である。

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