《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -63-
他人と”比べ、競い合い、争う”人は、
いつの間にか他を自分の意図で”色分け”する。
「あいつはダメだ!」
「あいつとは合わない!」
「彼は〇〇の仲間!」
「彼女は△△のグループだから!」と、
こんな感じで、
一人ひとりを理解して自分に”合う合わない”で色分けしていく。
そして、
表面的に自分が何とかコントロール可能な人間だけを、
”自分の仲間”と思い込み、
表面的な”会話”の中だけで、
相手の全てを解ったつもりで付き合いをしていく。
もちろん、
”敵だ!”と思い込んでいる相手にも解かったつもりになり、
『どうせ話しても無駄!』
『どうせ俺のことを嫌っている!』と、
せっかくの機会をも見逃し、
結局は自分自身を窮屈にしていくことになる。
でも、
いつの時代にも、
自分のことを解ってくれる人というのは、
自分と十分な”会話”をしてくれる人。
それも自分にとっては耳の痛い、
苦言を呈してくれる人こそが自分の本当の味方といえる。
いつもそばにいて、
楽しい時間を共有している相手や、
仕事で”利”をもたらしてくれる相手だけが味方とは限らない。
そうだとしたら、
もう敵とか味方とか、
合う合わないといった、
色分け区別そのものに意味が無くなってくる。
何よりも大切なことは、
自分の良いところも悪いところも、
そのままに相手と向き合えるかということだけ。
相手を理解しようとする姿勢、
相手の気持ちに心を寄せてといった姿勢も無用なこと。
相手を受入れるか否かを自分が決めるように、
また、
自分自身を受入れてくれるか否かは相手が決めるだけのこと。