第3,121号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -62-

 

他人と比べず、競わず、争わないうえで”会話”は欠かせない。
では、
その”会話”を何のためにするのだろうか?
これも、
他人を意識する人は、
自分の意見を伝えるため。
もっと強く言うなら自分の意見を押し通すため。
こう考える人が多い。
仕事に取組む上でも同じだ。
他社や他店と競い合い、
勝つことこそが仕事の目的と勘違いしている人は、
他より抜きんでようと、
『これが自社の”価値”です!』とばかりに売り込みをかける。
いつも言っているけど、
仕事は勝ち負けを争うようになると、
その目的がいつしか”手段”へと変わり、
仕事そのものがつまらなくなっていく。
人との”会話”も、
本来、
自分の気持ちを伝え、
相手の気持ちを聴いて、
その乖離を調整し合うことが、
いつの間にか、
「相手を言い負かす」ことが目的となっていくので、
会話の中の言葉も、
相手の言葉尻を取って返したり、
本来の目的を見失って意味の無い時間を費やすることになる。
”会話”とは、
どちらかが一方を打ち負かすために行うものではなく、
お互いの意見を交換し合いながら、
ベストな答えを導き出すために行われるもの。

他人や他社(他店)と”比べ、競い、争う”人は、
こういう本質さえも失っていくことになかなか気付けなくなる。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー