《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー56-
”人間関係は上手くいかないもの”と解っていても、
私達がこの社会で生きていくうえで、
私達にとって「人間関係」は重要な要素には違いない。
大勢の人の中には、
気の合う人もいれば全く合わない人もいる。
まだ会話を交わしたことすらないのに、
どうも近づきたくなくなるような人もいる。
誰とでも気が合えば問題はないが、
なかなかそうはいかない。
はじめは良くても、
損得が絡んだりしはじめると、
急激にその様相は一変する。
気の合わない人とは付き合わないようにすればよいのだが、
仕事上の関係だとなかなかそうもいってられない。
そういう人達とはどう付き合えば良いか?
深い関りが無いか、
または、それほど自分が相手を案じてもいないなら、
相手に対して求めることを持たないことだ。
深く気にもならない相手なのだから、
問題があろうがなかろうが、
それに気付けないで、
相手がどうなろうが自分には全く無関係なコト。
『あんなことやってちゃ駄目だよなぁ~』
『ああいうところが彼のいけないところなんだよなぁ~』
こちらがいくら心配したところで、
相手は全く気付けていないのだから、
「気付かせてやろう!」などと思わないことである。
私も受講生には1~2回は苦言を呈することはあるが、
それでも気付けない人間には
それ以降は言わないことにしている。
それは相手自身の問題だから。
昔、人事という仕事柄、
従業員のカウンセリングをしているかのように、
夜討ち朝駆けで飛びまわっていた頃、
『何とかしてやらなきゃ!』
『このままじゃあいつはダメだ!』と。
それって要らぬお節介のようなもの。
結局は、
相手に伝わる伝わらないかなどどうでも良いことで、
大切なことは”たった一つ”。
「全ては自分」ということだけ。
自分自身がどれだけ真剣に向き合い、
行動できるかということだけが問われるだけ。
挨拶もしてくれない相手がいる。
今までは、
『あの人は何なのぉ~挨拶してもろくに挨拶を返せない!』と、
目くじらを立て、
中には、
『大人なんだからキチンと挨拶ぐらいしなさい!』と苦言を。
でも、
もうやめた方がいいです。
無駄なコトにエネルギーを使わずに、
自分がしっかりと挨拶をやり続ければ良いだけのこと。