《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー42-
”笑い”は幸福をもたらすというが、
最近は、
喜怒哀楽の低い人が多くいいるように感じる。
言葉を変えると”冷めている人”。
”笑い”といっても、
人の輪の外で、
フフフとかニヤニヤといった感じでしか自己表現しない人。
私達の身体の中には生まれながらに持つ、
「ナチュラル・キラー細胞」というのがある。
ウイルスの冒された細胞を殺したり、
癌細胞と闘って破滅させたりする役割を持つ、
免疫力の細胞である。
私達の身体は、
外からの天敵に敏感で、
怪我をすれば、
白血球が増えてバイ菌の侵入を阻止してくれるように、
私達の肉体のメカニズムは、
私達のそれを守るように作られている。
原子の時代、
私達人間もまた獣と同じように、
弱肉強食の中で生き、
敵対する獣に出逢えば、
恐怖を感じアドレナリンが分泌。
興奮して、
心臓の鼓動が早まり、
逃げたり闘ったりする準備態勢に入るわけである。
今の時代は、
悲しみや喜びはたいていは普通ではない状態に起こる。
その際に、
この原始の人間が
獣に遭遇した時のような現象が体内で生まれる。
つまり、
喜びや嬉しさと共に、
悲しみや辛さの時も、
同じように私達の肉体には、
「ナチュラル・キラー細胞」が多く生まれる。
だから、
笑う時はフフフやニヤッではなく、
ワハハァ!と大笑いした方が身体には良い。
悲しい時は、
声を出して泣けばよい。
自分を殺して、
自分ではない自分を演じて生きるより、
はるかに”前向き”な意識が育まれる。