《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ！」　－11ー

よく政治家や、
問題を起こしてそのカギを握る人物が、
逃げるように入院してしまうことがある。
あの日大の監督もそうだった。
エネルギッシュで、
自信満々だった人間が、
突然、
面会謝絶の状態に陥ってしまう。
良心の呵責に耐え切れずに、
本当にそうなる人もいるだろうが、
たいていは仮病だ。
そんなことは多くの人がそう感じている。
でもここで驚くのは、
そうして仮病を使って、
病院に逃げ込んだ人間のほとんどは、
結果として、
起こしたこととは全く関係なく、
体調を崩してしまうそうである。
逃げ込んだ時は、
おそらくそんなに体調も悪くない。

そりゃそうだ。
前夜まで高級料亭で呑んでいたり、
高級クラブに出入りするほど元気だったのだから。
でも、
逃げ込んだ病院で、
誰もが間違いなく”病”に取りつかれていく。
こういう姿を誰もが何回も見ているはず。

自業自得といってしまえばそれまでだが、
人は誰も鉄人にはなれない。
誰もが”気弱”な一面を持ち合わせている。
それを左右する一つが「良心」というもの。
子供の頃、
母親の財布から小遣いをせしめようとした時、
心臓が飛び出すかと思うほどドキドキしたことがある。
血圧は一気に上昇し、呼吸は乱れる（笑。

そう！
健康を保つには、
人に知られたら困るような生き方はしないことだ。
人生や仕事に向き合う「在り方」こそ、
心の安らぎを得る最大の秘訣かもしれない。