《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 -1ー
今日からの新シリーズ。
「後ろを振り返るより前を見ろ!」
なんか70歳を前にして、
自分自身に言い聞かせているようなタイトルだけど、
これって、
実は単に精神論のお話をしているのではなく、
正しく”真理=「原理原則」”のお話し。
私達が捉える”時空間”というのは、
過去があって現在があり、
そして、
これから来るであろう未来が待っているように捉えている。
でも本当にそうだろうか?
よく考えてみれば、
私達に”現在”などという時空間は一時たりとも存在しない。
それを、
一日とか、
一週間とか、
もっと細かく言うなら一時間位のスパンを捉え、
”現在”とか”今”といった呼称で呼んでいるだけのこと。
”現在”という時空間が存在しないのなら、
私達に在るのは「過去」と「未来」だけになる。
その過去の未来の間に、
現在という架空の時空間があると思い込んでいる。
だから、
その「今」が思い通りに行っていないと、
『あぁ~あの頃は良かったなぁ~!』と後ろを振り向き、
チョッと体力が衰えれば、
『若い頃はもっと〇〇だったのに~』と、
帰らぬ過去に引き戻されそうになる。
還暦を過ぎると、
見た目の違いが歴然としてくる。
”若く見せる”必要も無ければ、
”若作り”の必要も無い。
どちらも、
結局は「若くない!」ということだから(笑。
その人が、
見た目はもとより、
年齢を感じさせない何かが伝わってくる人には共通点がある。
それは「過去」を振り返らないということ。
60も半ばを過ぎて、
『あの頃は良かった!』
『若い頃はさぁ~・・・』と過去の話が多い人に、
若い人は少ない。
『この人、若いなぁ~。とても年齢には見えない!』
こういう人は、
話の内容のほとんどが「未来」のことが多い。
そしてもう一つ。
”守り”の生活に入らない。
健康もその一つ。
健康に対して”守り”に入る人と、
他のことが忙しく、
生活がややいい加減な人。
前者が健康で、
後者が不健康。
前者は長生きして、
後者は早死にするとは言い切れないのが、
”人生の妙”といえるところ。
(お間違いないようにしていただきたいがいい加減な生活を奨励しているわけではないので・・・・)。
意志気(意識)の「気」が充実して、
仕事も趣味も、
命一杯取組んでいいる人は、
病がその人を避けていくのかもしれない。