第2,920号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -41-

 

私が懇親会の司会を依頼されたのは、
飲食店を全国展開する会社さん。
その総会には、
社員、取引先、株主さんなど約800名が参加された。

何度も言いますけど、
あまり”効率”の良い仕事ではなく、
全く乗り気ではなかったこの仕事。
開催の3カ月前から、
担当の総務課長さんらとほとんど毎週のように打合せ。
時間は取られるし、
交通費はかかるし、
『あぁ~なんでこんな仕事引き受けちゃったのかぁ~?』
理由は簡単。
当時は他に仕事があまり入ってこなかったから(笑。

1週間前には、
総務部の幹部社員と現地でのリハーサル。
800人が入るホテルの会場は、
ホテル従業員とは別に、
社員がそれぞれの役割で持ち場に立つことに。
(ここで私はあることを準備した・・・)
それはその日、
会場に入る社長さんを含めた全社員の顔写真を、
当時ではまだ珍しかったプロジェクターに落し込んでおいた。
そして、
社長さんのご挨拶の紹介の時には社長さんの顔が大写しに(笑。
ご挨拶を頂く会社さんの社長さんにも、
事前にご了解を頂き、
社長さんの顔写真はもとより、
会社の案内風景も写し出した。
ドリンクコーナーの補助に立たれている社員の人の顔も。
トイレなどのご案内として立たれている人の顔も、
タイミングを計りながら、
私の後ろにセットさせた大スクリーンに映し出して、
『△△ご要望の方はこの〇〇さんがご案内させていただきます!』

後日これが、
取引先の某大手食品会社の会長さんからご評価をいただき、
『あのアイディアはどなたが・・・』と問い合わせが・・・。
そして、
1カ月後、
その飲食店チェーンの社長さんのご紹介で、
その食品会社の会長さんとお引き合わせいただいた。

その某大手食品会社さんとは、
その後、
全社員の2日間”意識改革セミナー”をやらせていただき、
さらに、
2006年6月以来、
人材育成顧問としてお仕事をいただけることになった。

チャンスはどこにあるか判らない。
自分が乗り気ではなくても、
受けた「仕事」は、
”その価格の10倍の対応をする”という姿勢で挑むことだ。
そんな姿勢の中に、
必然的に思いもよらぬアイディアが飛び出し、
思いもよらぬものを転がり込ませてきてくれる。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー