第2,919号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -40-

 

”タイムマネージメント”とは、
時間を管理することではなく、
「仕事」そのものを管理(コントロール)すること。
「仕事」には前に述べたように、
それぞれに”重みの差”が存在している。

私の仕事でいうなら、
請求書を作成したり、
月末資料の作成をしたり、
セミナー原稿の作成も、
私の中ではレベル2のクラスになる。
2日間のセミナーでその原稿を作成して出向いたところで、
毎回受講される受講生は別人。
それぞれの想いの元に受講しに来ている。
希望してきている人もいれば、
嫌々受講しに来ているというか来させられている人も(笑。
私としては、
淡々とカリキュラムを進め、
時間以内に終わるのが一番”楽(らく)”だが、
そうはいかない。
ここからが、
私のレベル5の仕事が待っている。
”レベル5”の仕事には時間など無関係。

つまり、
「仕事のレベル」とは、
自分の”向き合い度”で決まる。
”あまり重要ではない仕事”というのは、
そうした感情移入がされず、
淡々とこなしていれば処理できる”作業”のことをいう。
ところが、
この”あまり重要でない仕事(作業)”も、
知恵を出して、
工夫を加えると次第に感情移入が起きはじめ、
ただの”作業”が、
大きな「仕事」に変わる可能すら生み出してくれるようになる。

こんな経験がある。
ある会社さんで、
年度末の総会後に行われる
懇親会の司会を依頼されたことがある。
結婚式の司会は若い頃から108回経験があり、
サラリーマン時代にも
社員総会の司会はいつもやらされていたので、
苦にはならなかったが、
その頃の私は、
つまらないところに”効率”を考え、
あまり乗り気がせずに引き受けた。

でもそれが、
後に全従業員の意識研修の仕事につながり、
13年という永い年月、
顧問契約を頂戴するキッカケになった。

その話は明日!

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