《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「この春、社会人になった君に贈るメッセージ」」　－12－

君は自分がどういう人間で、
どんなことを信条に持っているのか？
そして、
それはどんな経験から得ることが出来たのか？
辛い経験か？
苦しい経験か？
それとも・・・・。

これから君に必要なのはこういう「人生観」だ。
私は恩師の一人から、
『”人生観”とは自己開示だぞ！』と教えられた。
『自分の過去を全て受け入れて、
その上で今を懸命に生きることだ』と。

自分の「人生観」が語れない人は、
組織の中で生きていくには疲れる。
ずっと、
自分を演じていないといけないから。

まだまだ20代の「人生観」は未熟かもしれない。
これから先、
その「人生観」を揺るがすような出来事が
たくさん待ち受けている。
そういう経験を重ねながら、
何度も何度も練り直されて、
人の「人生観」は確立されていく。

社会人となって生きていくには
”コミュニケーション能力”が不可欠になる。
いつもいっているけど、
”コミュニケーション”とは周囲の人達と仲良くなって、
上手くやっていくことではない。
”出来る”フリをしたり、
幸せそうなフリをしたり、
悩んでいるようなフリをしたり、
理解したようなフリをしたり、
やる気があるようなフリをすることでもない。
これまでの自分をしっかりと見つめ直して、
まずは今日までの「人生観」を持つことを是非勧めたい。

そのためには、
まず、
これまでの人生で”必然の出逢い”をした人達を
インベントリー（棚卸）をしてみることだ。
ご両親に兄弟姉妹。
先生や友達、
部活やサークルの先輩や後輩。
近所に住んでいた人達。
そして、
その人達から君がどんな”糧”をもらってきたのか？
楽しい”糧”か？
辛く苦しい”糧”だったのか？

これをやることで、
私達は自分自身の「核」を知ることだ出来る。
これが、
私のセミナーで学習した「人核（コア）」というもの。
これをまず知っておかないと、
いつまでも人生は、
自分じゃない自分を演じて生きることになる。