《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -60-
人生にはいろいろな節目や岐路がある。
その時に人は悩んだり、迷ったりする。
それはいくつかの中から、
自分で一つを選択しなくてはならないから。
”選択”という作業には「基準」が必要になる。
この「基準」は価値観であったり、
好き嫌いであったり、損得であったりもする。
最近、
就活の学生さんへの講演などで感ずることだが、
どうも最近は、
就職活動ではなく”就社活動”になっている人達が、
以前にも増して多くいるような気がする。
安定した会社、
給与の良い会社、
休みの多い会社、
これはその選択基準が間違いなく「損得」になっている。
こういう基準で会社選びをする人は、
人間関係も「損得基準」で向き合うことになる。
私の知り合いにもこういう人がいる。
仕事で誰かを紹介してあげると、
その時は、
満面の笑顔で「ありがとう!」を連発してくるが、
いざ、
紹介先が契約にまで至らないと判ると、
もう一切連絡をしてこなくなる。
ビジネスの世界だから、
どんな人でもそういう打算や思惑は少なからずあるだろう。
でも、
こういう人は、
「損得勘定」だけが人間関係の前提にある人。
自分の得になるからと、
誰かにすり寄り、
思い通りにいかないと、
けんもほろろに態度を変える。
「損得基準」で行動するということは”選り好み”の最たるもの。
それを尺度にしている間は、
表面的に笑顔の良い人、
優しそうな人という印象だけで、
他人との”関係”は結べても、
本当の「人間関係」を築くことは難しい。