《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -58-
自分を取り巻く人達との歴史を振り返えってみると、
つねに心が通じ合い、
本音で語り合える間柄だったという人はそう多くはいないはず。
永い付き合いの中には、
ちょっとした感情の行き違いや、
言葉のやり取り違いはあってあたり前のこと。
それで仲たがいをし、
それっきりになってしまった人も多くいる。
大切なのはその後。
これを間違えるとせっかく結ばれた縁もプツンと切れてしまう。
相手に媚びを売る必要は無いが、
自分に非があるなら謝罪してしまうことである。
”過ちてはすなわち、改むるに憚ることなかれ”である。
さらに、
”過ちを改めざる、これすなわち過ちという”という言葉もある。
謝罪の鉄則は・・・「直ぐに!」「直接会って!」謝ることだ。
特に今の世の中は、
この「直接会って!」という行いをやれていない人が多い。
自分が困っている時に他人様からお金を借りて、
それを返済するのに、
メール一本で、
『ありがとうございました!助かりました!』では、
大人の取る行動とは程遠い。
謝罪の気持ちだけに限らず、
こうした御礼や感謝の気持ちというのは、
会って直接伝えるのが本来の姿。
メールやラインは、
コミュニケーションツールの主流にはなっているが、
自分の気持ちや想いを伝える機能はついていない。
「面授(めんじゅ)」という禅語があるが、
大切な教えや、
人の想いや感情は文章や言葉だけでは伝えきれない。
相手と直接向き合う中にこそ、
その人の心の真意が伝わるという意味の言葉。