第2,839号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -25-

 

今の時代は超情報化社会。
情報が簡単に手に入るということは利便性からみれば大歓迎。
でも有り余る情報は、
同時に私達の判断力を低下させている。
例えば、
旅先でホテルを探す。
一度に取扱い会社の金額が比較でき、
写真も満載されていてとても便利だ。
一方で、
口コミを見ると、
Aさんは満点をつけているのに、
Bさんは二度と行きたくないホテルと書き込みが・・・、
いったいどちらが正しいのか?
結局、
調べている内に、
そのホテルではなく別のホテルにすることになったり・・・。
こういう経験は誰しもがあるはず。
今の時代はあらゆる場面で同じようなことが起きている。
就活に取組む学生さんなどその最たるもの。
『ここは将来性がありそうだ!』
『ここは給与が平均以上だ!』
『ここの仕事は面白そうだ!』
『こちらの方が福利厚生が充実している!』
良く就活の学生さんに、
『大切なことは自分は何をやりたいか?』といわれるが、
私はそれ以上に
もっともっと大切なことがあると
いつも講演で話させていただいている。
”自分のやりたいこと”
こんな曖昧な基準で、
それが思い通りに叶うほど社会は甘くない。
本来、
会社を選ぶ上で大切なことは「覚悟」しかない。
婚活の講演などでもお伝えしているが、
これは結婚も同じ。
どんなに情報を集めて、
やりたいこと、したいこと、
自分の望む条件に合った会社や相手を見つけたところで、
実際にその場で”経験と体験”を積み重ねていかない限り、
その答えを得ることはできない。
情報があり過ぎれば迷いを生み。
自分の基準(心)を
どこに置いたらよいのか判らなくなっていく。

人は”心ひとつの置き所”で決まる。
「随処に主となれば 立処(りっしょ)みな真也」という言葉があるが、
その意味は、
”いまここで やれることを懸命に取り組んでいけば自分が主人公になって生きられる”。
主人公の視線は飛び交う情報に惑わされ、
あっちこっちにキョロキョロと宙を泳ぐことはない。
セミナーなどでも、
あっちこっちのセミナーを受講しては資格を取り、
『あぁ~この人はこの道で行くのかなぁ~』と思いきや、
数か月もすると、
また別の、
それも全く別の基準のセミナーを受けては資格を取り、
自分は学んでいると勘違いする人もいるが、
こういう人は、
結局は自分の生きる道を失っていく。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー