第2,288号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」  -2-

 

職場の人間関係を上手くやるために、
”承認欲求”を捨てる。
もう一つ、
これは日本人の特徴かもしれないけど、
心理学でいうところの
”ピア・プレッシャー(同調圧力)”というのがある。
社会心理学では、
少数意見を持つものが意思決定をしようとする際、
知らず知らずのうちに
多数意見に合わせるよう圧力をかけることをいうが、
どこかで、
『みんなと同じの方が良いのかも?』
『一人だけ浮いても仕方ないから・・・・』といった
無駄な意識を生み出す。

こういう”承認欲求”と”同調圧力”をベースに行動する人たちを、
私達は表面的に
「いい人」、「素晴らしい人」と受け止めてしまう傾向がある。

お店や企業も同じことが言える。
社会貢献やお役立ちを前面に打ち出していると、
なんとなく、
『あそこは良いお店!』
『素晴らしい企業精神だよね』と、
あたかも、
その本質までもがそのとおりであるように思い込む。

だからサービス業では、
「お客さんが喜んでくれるなら!」
「お客様のお役に立てるのなら!」
中には、
「お客様のためなら赤字覚悟です!」などという、
意味の解らないことまでいう店まで出てくる。
でもよくよく考えてみることだ、
サービス業というのはビジネスだ。
「お客様が喜んでくれるなら、
お客様のお役に立てるのなら赤字も覚悟」
これでは慈善事業になってしまう。

大切なことは、
お客様が支払う対価に対して、
私達の仕事、
もっというなら、
それに向き合う一人ひとりの意識や行動が、
それに見合っているか?
またはそれ以上と、
相手(お客様)が感じてくれるかということ。

職場の人間関係も、
相手に良いところを見せよう、
相手から評価をもらおう!
こんな意識でやっていると、
ただの”いい人”で終わってしまうだけ。

そもそも”いい人”ってどういう人なのか?
次の3つの問いを自分自身に問いかけてみるとよい。
①.自分の思い込みの”いい人”では?
②.相手や周囲にとって都合の”いい人”では?
③.相手や周囲に振り回される”いい人”では?

続きは明日のブログで!

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