《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”悩み”を考える!」 -37-
『本当に俺はついてないんだよ』
こんな言葉を吐き出しながら、
先日、
新橋の居酒屋で、
隣のテーブルでサラリーマングループが呑んでいた。
こんなふうに、
「自分が運が悪い!」と思い込んでいると、
いつまでたっても、
幸運の女神はやってこない。
もし、
目の前の”出来事(現象)”で、
『嫌だなぁ~』
『辛いなぁ~』
『どうしようぉ~』と、
頭を抱えるようなことが起きたとする。
多くの人は、
その”現象”から逃れることだけを考える。
その典型的な人が、
誰かのせいにしたり、
環境のせいにしたりする。
自分とは全く関係ない。
そんな自分を、
懸命に演じて、
その目の前の”現象”を回避しようとする。
そんな奥の手が上手くいっている内は良い。
本人も、
だんだんそんな自分に気付かなくなり、
いつしか、
当たり前の姿のように思い込んでいく。
私達の目の前に起こる
「試練」といわれるような”出来事(現象)”は、
ご本人にすれば精神的にも、
肉体的にも辛いことなのだが、
客観的に見ると、
意外に、
大したことではない普通の出来事というのが多い。
大半は、
自分でこうしたい!
こうやろう!と決めたことが、
貫けないでいる姿がそこにあるだけ。
人は、
自分自身で、
『こうやろう!』と決めて、
それを貫いている時、
自分自身は、
そこに辛さも苦しさも感ずることは無い。
スポーツでも、
芸術でも、
何かを習得しようとした時には、
必ず、
途中で高いハードルが立ちはだかる。
そのハードルを越えない限り、
今のレベルからは、
一歩たりとも前には進めない。
人生とて同じこと。
そんな高いハードルを前にすると、
人はもう
放り出したくなるような気持に覆われる。
そんな状態で、
本当に放り出して逃げていたらどうなるのか?
それは明日のブログで!