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私達が生きていく上において、
その目の前には、
毎日、
毎時間、
いつも何かが起こり、
私達の「心（脳）」を揺さぶり続けていく。
健康のこと、
仕事のこと、
経済的なことに家族のこと。
過去のことに将来のこと。
そしてその全てのことに”他人”が絡み込んで、
より複雑にして私達を惑わしてくる。
そんな時、
多くの人がその目の前の”出来事（現象）”を、
自分の思い通りの姿に変えようと必死になる。
でもたいていの場合、
その状況が自分が思い描くとおりになることは少ない。

それはちょうどこんな状況を思い浮かべてくれると良い。
自分がいま静かな湖畔に淵に立ち静かな湖面を見つめている。
そしておもむろに足元の小石を拾い静かな湖面に向けて投げ込む。
すると小石は”ぽちゃん”と音を立てて湖に吸い込まれ、
その後には小さなさざ波が湖面にたち、
やがてそれは輪を描くようにそこから広がっていく。
波は広がっていくにつれ弱くなり、
やがてはまた静かな湖面の姿を取り戻していく。
これは手にした小石を少し大きめの石に変えたところで変わることはない。
でももし、
自分が小石を投げ込もうとした時に、
嵐のような状況下で湖面が荒れていたら、
恐らく、
投げ込まれた小石は、
ざ波一つ立てることなく激しく揺れる波間に消えたはずだ。

ここからあなたは何に「気付ける」？
私達の人生はこれとよく似ている。
だから私達は、
平穏無事な日常では気付けないことでも、
大きな災害や災難に逢った時など、
フッと「自分自身を振り返る」ことを無意識にするのだ。

この話の「本質」がこの文面から垣間見えてくるならあなたは大丈夫。
いつでも「新しい人生」を迎え入れることが可能だ。