《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー41-
MGRがマネジメントを行う上で重要なポイント。
いよいよここから最後の項目に入るが、
一つひとつしっかりとメモを取って実務に向き合ってもらいたい。
その第一は、
部下の”言い訳”と「理由」を見極める力だ。
これが見極められずに、
部下を野放しにしてしまっている管理職が非常に多い。
例えば、
『この作業を3時間で終わらせてくれ!』と出させた指示に対して、
①.「何でこの作業を今やる必要があるのですか?」
②.「3時間は現状では難しいので4時間いただけますか?」
この指示に対して部下の出した2つの質問。
このうちに一つは、
指示された作業を”自分がやりたくない”という本心を隠し、
あくまでも、
上司が出す指示のタイミングの悪さを指摘しているようにも解釈できる。
結論から言うなら①は”言い訳”そのものだ。
こういう人間は管理職の見ている前と見ていないところでの動きが全く違う。
まず、
いつ何をどのレベルで作業するかは管理職が決めることで、
指示を受ける立場にある人間がすることではない。
これは組織における「大原理原則」だ。
こういう従業員は、
まずその意識から改革しない限り、
企業組織の中ではレベルの低い一ワーカーで雇用していく以外に使い道は無い。
こういう人間の”言い訳”をスルーすることがやれないと、
そういうMGRはただ流されるままになっていく。
そしてそれはやがて・・・組織全体の疲弊を招いていくことになる。
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