《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー37-
もう一つ、
部下に「指示」を出す時に厳守すべきこと。
それは「期限(締め切り)の明記」だ。
よく耳にするのが、
『時間がある時でいいから・・・・』
『手が空いてからでいいから・・・』
これはもう絶対にNGだ。
たとえそれが急ぎではない要件にしてもこういう表現をすると、
それはもう上司からの「指示」ではなくなり”個人レベルの判断作業”に変化する。
企業組織の中にこの”個人レベルの判断作業”というものは存在していない。
それが損じすると「責任の所在」が全く見えなくなるから。
もう一つ、
「指示」を出す時に「期限(締め切り)の明記」をしないとどうなるか?
そういうことが多く起きている”ダメ組織”では、
経営者や管理職(上司)の『あれどうなっている?』発言が非常に多い。
この発言がどれだけ生産性を低下させているか?
恐らくこういう組織ではそれさえ感じることも少ないであろう。
「指示」は上から下へ。
「報告」は下から上へ。
その狭間に存在すべき第一のことは「期限の順守」だ。
『これ明日の15時までに仕上げてください』と「指示」を出す。
その時、
部下がすでに他の作業を抱えていたとしてその部下が優秀なら・・・。
『すみませんいま別の〇〇の件を抱えているので15時ではなく18時までご猶予いただけますか?』と返答が来るであろう。
こういう小さな・・・、
でも大切な「コミュニケーション」がやれているところは、
この「期限の明記とその遵守」が成されている組織だといえる。
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